概 要 |
二条城(にじょうじょう)とは江戸時代の城です。徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所でもあります。城全体が国の史跡に指定されている他、二の丸御殿が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿にある計1016点の障壁画が重要文化財に、二の丸御殿庭園が特別名勝に指定されています。さらに平成6年(1994)にはユネスコの世界文化遺産に「古都京都の文化財」として登録されています。
東大手門(ひがしおおてもん)は、二条城の正門で、堀川通に面しています。江戸時代前期の1662年(寛文2年)に造られました。東大手門の屋根は、本瓦葺で入母屋造り、妻は木連格子、棟には鯱が飾られています。 |