概 要 |
明通寺(みょうつうじ)は、真言宗御室派の寺院。山号は棡山(ゆずりさん)。本尊は薬師如来。大同元年(806)、坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられています。本堂と三重塔は国宝に指定されています。地方寺院の例に漏れず、中世以前の沿革はあまり判然としていません。現存する本堂、三重塔は鎌倉時代中期、13世紀のもので、中興の祖である僧・頼禅によって復興されたものです。
山門は、江戸時代の明和9年(1772年)再建、入母屋造り桟瓦葺。金剛力士像(市指定文化財)、阿吽二躯、鎌倉時代文永元年(1264)造立。 |