門紀行:東福寺三門
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正面
標   題 東福寺三門
山 行 日 2002年12.月10日、(曇)
Mapion 京都市東山区本町
間 口 五間三戸
特 徴 二重門、国宝 
リ ン ク
概   要 東福寺(とうふくじ)は、臨済宗東福寺派大本山の寺院。山号を慧日山(えにちさん)と号します。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は、九条道家、開山(初代住職)は円爾です。京都五山の第四位の禅寺として中世、近世を通じて栄えた。明治の廃仏毀釈で規模が縮小されたとはいえ、今なお25か寺の塔頭(山内寺院)を有する大寺院です。
三門は、応永32年(1425年)に足利義持が再建し、現存する禅寺の三門としては日本最古のものです。上層に釈迦如来と十六羅漢を安置する折衷様の五間三戸二重門です。(「五間三戸」とは正面の柱間が5つ、うち中央3間が通路になっているという意味、「二重門」は2階建ての門ですが、「楼門」と違い、1階と2階の境目にも軒の出を作るものを言う)。