門紀行:口羽家表門
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前面左側長屋
標   題 口羽家表門
山 行 日 2011年04.月18日、(曇)
Mapion 山口県萩市
間 口 一間一戸片潜戸付両長屋
特 徴 長屋門、重要文化財
リ ン ク
概   要 口羽家は、萩城下に残る上級武士の屋敷としては古く、貴重で、お主屋と表門が国の重要文化財にっ指定されています。
口羽家は、萩藩寄組士(1018石余)で、代々萩城三の丸に住んでいました。大身の武士の居住地区であった堀内地区に現在も旧藩時代そのままの姿をとどめています。表門は、萩に現存するものでは最大の長屋門で、片潜門の左に門番所を設けています。また、主屋は東面切妻造り、西面入母屋造り桟瓦葺きで東面に入母屋造りの突出部を設けた形式からなっています。こうした門と住宅がセットで残っているのは珍しく、武家屋敷の一遺構として価値があります。建築年代はいずれも18世紀後半から19世紀初めのものと思われます。
前面道路
正門