門紀行:羅漢寺仁王門
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扁額「羅漢護国禅寺}
背面
阿形像
吽形像
正面
標   題 羅漢寺仁王門
山 行 日 2010年03.月25日、(雨/曇)
Mapion 大分県中津市本耶馬渓
間 口 三間一戸
特 徴 仁王門
リ ン ク 山悠遊:羅漢寺
概   要 羅漢寺は仏教寺院の通称で、修行者である羅漢を祀る所からその名が付けられています。紹介の羅漢寺は、本耶馬溪地区にある羅漢山の中腹に位置する曹洞宗の羅漢寺です。大化元年(645)にインドの僧法道仙人が、この岩山の洞窟で修行したことから開基された寺と伝えられています。岩壁に無数の洞窟があり、山門も本堂も羅漢山の中腹に位置しています。仁王門は、室町時代に建立され、門の天井には当時の将軍、足利義満(あしかがよしみつ)より送られた「羅漢護国禅寺」(らかんごこくぜんじ)の扁額(へんがく:建物の表札)があります。ここには、二体の仁王像(におうぞう)があります。この仁王像は、寛延四年(1751年)に建立され、製作者は、化人(僧という意味)と記されています。正面に向かって、右側が阿形(あぎょう:高さ220cm)、右側が吽形(うんぎょう:高さ245cm)です。