てんぐどう ルート 南登山口(09:30)〜東支尾根出合〜南尾根出合
〜郡界尾根出合(11:00)〜天狗堂(11:10/11:55)
〜君ヶ畑分岐(13:00/13:15)〜南登山口(14:45)
天狗堂 シュミレーション
地  域 25zc:竜ヶ岳/北西W 概要 天狗堂は、鈴鹿主稜線の中鈴鹿にある藤原岳の西にあり、旧永源寺町君ヶ畑地区の北東に位置し、同地区を見下ろすように聳えています。天狗の名から想像すると、鼻が長く突き出しているイメージのとおり、頂上には大きな岩が突き出ています。山頂部も円錐のように尖っていて、遠くからでもその特徴ある山容の天狗堂を見つけることができます。故に、急斜面の連続で、短い距離ながら体力の有無が試されてしまいます。山頂部から西南に延びる尾根(郡界尾根)は頂上付近を除き、軽いアップダウンで、時折見せる山々を眺めながらの尾根歩きです。山麓の君ヶ畑集落には、「木地師発祥の地」とも呼ばれ、ろくろを用いて椀器製作や民業の振興につとめられた惟喬親王を祭神とする、大皇器地祖神社(おおきみきじそじんじゃ)ならびに、親王の住まいである高松御所金龍寺があります。御池川の清流が流れる古き歴史に包まれた山深き里です。
Mapion 滋賀県東近江市永源寺
標  高 988m/430m=558m
距  離 約6.0km、斜度:max33°
体力度 38P、☆☆
山行日 2006.12.23、(曇/晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要05:15/歩行03:20
アクセス 自家用車、01:30
備  考 郡界尾根を除き急坂
天狗堂
  ↓
静ヶ岳
 ↓
サンヤリ
   ↓
御池岳
 ↓
鈴ヶ岳
  ↓
竜ヶ岳
白鹿背山展望所(標高:720m)、山行日:2006.03.25、天狗堂から南西へ約9.0km

天狗堂

サンヤリ
アカイシ南稜
  ↓
鈴ヶ岳
↓御池岳
阿ノ瀬山/水谷岳分岐下(標高:660m)、山行日:2006.04.01、天狗堂から南南西へ11.5km
天狗堂
  ↓
 
東 山

旭 山
    
日本コバ東稜
サンヤリ
 ↓
↓御池岳
天狗岩
  ↓
竜ヶ岳山頂東稜線(標高:1000m)、山行日:2006.10.31、天狗堂から南東へ約6.0km
 ↑
静ヶ岳 
天狗堂
   ↓
ヒノキ
 ↓
八尾山
  ↓
サンヤリ
↓御池岳
押立山
   ↓
白鹿背山
   ↓
土倉岳
 ↓
 
滝谷山
 ↑
天狗堂
御池岳ボタンブチ(標高:1247m)、山行日:2003.08.13、天狗堂から北東へ約3.8km
天狗堂を目標にした山々からの山座同定   ※山名が間違っていましたらご教示をお願いします
   ↑
サンヤリ
高取山/八ツ尾山
↓押立山/アカイシ
日本コバ↓
↓白鹿背山
君ヶ畑集落から北側にある尾根(西南尾根:郡界尾根)を見上げました
南尾根
  ↓
この峰の奥に
P713峰
  ↓
神社からの
峠越え鞍部
 ↓
P730峰
  ↓
  ↑
西尾根
(下山ルート)
P688峰
  ↓
神社由緒書には
君ヶ畑は、惟喬親王の領地(小椋ノ荘園)であり、親王が住まいを移され(後継者争いにより隠棲)、諸種の民業を振興されました。なかでも、轆轤(ろくろ)を用いて、椀器製作の方法を会得され、その業を広められたと伝えられています。その業を伝承する者を木地師と称します。・・・・(現代文に要旨編集)
地名の君ヶ畑の「君」は、惟喬親王のことを指すのではないかと思います
惟喬親王は仏教に帰依し、金龍寺を創建
ここに住し、村人は高松の御所と崇めました
現在も不定期に全国の木地師が集まり
親王の法要が行われているといわれます
南尾根
  ↓
13:35 神社登山口
13:15 峠/西尾根分岐
↑西南尾根分岐/神社登山口↓
←峠尾根
12:45 西尾根分岐
←山頂/西南尾根/神社登山口↑
12:35 P713峰
下山道→
←山頂
天狗堂の雄姿です
頂上では
こんな姿が見られるとは
思いもよりませんでした
感激です・・・・
偽頂上
  ↓
南尾根分岐
    ↓
12:15 直登斜面尻

平らな所に出ました
このころから
劇的に雲が動き出しました
ヒノキ
 ↓
静ヶ岳
 ↓
尾根の影に
銚子岳
 ↓
竜ヶ岳
  ↓
三池岳
  ↓
↑西尾根分岐/直登斜面尻↓
北側にはサンヤリ(仏供さん山)への
ルートが口を開けています
只今、サンヤリの稜線もガスの中
本日はここでUターン・・・・
晴れていれば・・・・、曇っていなかったら・・・・
たら、れば、たら、れば、・・・・
・・・・また、こいよ、と、いうこと・・・・、・・・・
11:10/11:55 天狗堂 頂上
人物比較です
目の前に頂上か・・・・、いやいや、偽頂上でした
郡境尾根分岐からの東南側展望
あいにくのガスです、天候がよければ
藤原岳や銚子岳・静ヶ岳などが
望めるところでしょうに・・・・
分岐から山頂への登山道、暫く水平道が続きます
登山口→
↑山頂/南尾根↓
ゆずりは(譲葉・交譲木)
新しい葉が成長してから古い葉が
譲って落ちるのでこの名がある(広辞苑)

仏壇を納品するときに
この葉を仏壇に添えられることがあります
北側が開けていました
※尾根や登山口などの名称は、編集の都合上つけたもので、一般には通用しません
09:30 上登山口、駐車スペース:若干台有
南側展望です
稜線出合いから南側を見る、明るい所は旭山方面
この付近には、「ゆずりは」が沢山植栽されています
ルート・シュミレーション はこちらから
14:45 登山口着
山行の楽しみの一つに山座同定があります。鈴鹿の山もこの楽しみが味わえる所です。その中でも山容が際立っている峰があります。鎌ヶ岳や鍋尻山なども一目でわかります。天狗堂もそれらの内の一つで、是非とも山行企画に組み入れたい山の一つです。それが今回叶いました。天気予報は「晴」、彦根を出る時も「晴」、しかし、鈴鹿の山中はガスで満ちてあふれて・・・・
 
八ツ尾山
八ツ尾山/高取山尾根(標高:590m)、山行日:2004.12.02、天狗堂から西北西へ約7.8km
   ↑
アカイシ北稜
 
天狗堂
藤原岳山頂(標高:1140m)、山行日:2003.03.23、天狗堂から東北東へ約5.8km
ヒノキ
 ↓

この付近にサンヤリ
 
御池岳
林道(南方面)からのヒノキ
君ヶ畑→
←上登山口
林道(北方面)からの天狗堂
上登山口→
←君ヶ畑
君ヶ畑集落南側を流れる御池川
高松御所(金龍寺)、門は立派な四脚門
全国の木地師の発祥地として知られ
文徳天皇の第一皇子であった惟喬親王が
ろくろ業の祖神として祀られています
大皇器地祖神社(おおきみきじそじんじゃ)参道
神社裏から峠の山道を経て、西尾根分岐に出会うルートがあるようなので探索してみました
踏み跡もなく、最近はほとんど使われていないようです
下山後、地元の方に伺うと、昔は、この道を使って多賀方面に通っていたそうです
探索と休憩で、30分使ってしまいました
アカイシ
  ↓
高取山
  ↓
日本コバ
  ↓
 ↑
南尾根
分岐から西南尾根の急坂を下ります
展望岩の全貌です
岩の向こうは絶壁で、晴れていれば
西側を除く三方向に展望があるのですが
只今ガスのため、まっしろ・・・・
尾根出合↓
←サンヤリ
この岩の先に頂上が・・・・
天狗の鼻っ柱です
真横から鼻先を見つめてみました
亀の頭のようにも・・・・
にらめっこをしていますと、脳が活性化を・・・・
ギョッ!、山の上を泳ぐ怪魚のようにも・・・・
天狗さんのお供でしょうか、奇岩のお出迎えです
11:00 東/西南尾根(郡界尾根)出合
君ヶ畑西尾根ルートと上登山口ルートの出合
標識には天狗堂(標高:963)とありましたが
?です、本当の山頂は樹木のまだ向こう
手書きで「展望岩→」と書かれていました
↓登山口/山頂→
↑西南尾根(郡界尾根)
大きな岩をかい潜りながら急斜面を登ります
巨石の下には白いものが・・・・、雪です
幾分南の空が明るくなってきました、旭山・東山方面
10:35 南尾根出合
↓登山口/山頂→
←南尾根
これから先はガスが峰を覆っています
ゆずりは
    ↓
ヒノキ
 ↓
こんな大きな石が、ゴロン、ゴロン
10:00 急坂を登り稜線(東支尾根)に出る
涸沢を右の見て上昇
山聲-TOP
山悠遊-滋賀中鈴鹿
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
再び天狗堂を振り返りました