いぶきやま-じょうへいじごえ ルート 上平寺越P(10:00)〜ガレ場〜1170峰(11:00)
〜石仏・鳥居(12:10)〜三角点(12:30/12:30)
〜山頂駐車場P(13:45)〜1170峰〜P(15:40)
伊吹山-上平寺越 シュミレーション
地  域 25ni:関ヶ原/北西N 概要 日本百名山にも選定されている伊吹山は、石灰岩の地質で薬草や草本植物の宝庫です。中には、伊吹山の「イブキ」を冠する植物もあり、これを目当てに訪れる登山者も多い。独立峰で滋賀県第1位の標高を有するため、眺望は抜群です。一般的な登山道は南から登る上野登山道で、1合目から山頂までの間は、高木がほとんどなく、高原の様相を呈していて、盛夏には熱中症などに対する水分補給の配慮が必要です。今回の登山道は、南東稜です。ドライブウェイの上平寺越駐車場(標高:930m、7合目相当)から岐阜/滋賀県境にある南東稜を山頂までの一気登りです。ルートは中間までは樹間を進みますが、踏み跡も明瞭でなくルート選択の判断を要求されます。特に降りは迷いやすく、南側の渓には入り込まない注意が必要です。山頂近くはブッシュ地帯で、足元には石が転がっていて道の状況が見えないため、特に捻挫に対する注意が必要です。
Mapion 滋賀県伊吹町/岐阜県
標  高 1377m/900m=477m
距  離 約6.5km、斜度:max36゜
体力度 35P、☆☆
山行日 2007.09.17、(曇・晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要05:40/歩行04:50
アクセス 自家用車、01:00
備  考 南東稜:ブッシュ枝道多
撮影日:2007.09.17

01 トリカブト
02 トリカブト
03 サラシナショウマ
04 サラシナショウマ
05 リンドウ
06 リンドウ
07 アキノキリンソウ
08 アキノキリンソウ
09 フジテンニンソウ
10 フジテンニンソウ
11 コイブキアザミ
12 コイブキアザミ
13 ギンリョウソウ
14 ギンリョウソウ
清滝山からの伊吹山。撮影日:2007.09.05
1100付近に雲がかぶるとこのような感じ・・・・
南東尾根
1170峰
 ↓
 ↑
ドライブウェイ
 ↑
三合目
15:10 ガレ場、1070m付近

ここまで下がると雲はありません
目まぐるしく変った空模様でした
振り返ってみると
頂上にいたときだけが青空でした
ラッキーとしか・・・・
弥高尾根
  ↓
ここからの下りは
樹間で獣道に迷い込みやすいので谷※へ
迷い込まないよう(引きこまれないよう)
注意が必要です

※上平寺から谷川を遡上する林道を利用する場合は別ですが・・・・
14:55 1170峰

あたりはガスにつつまれて・・・・
幽玄の世界のようにも見えますが
白い魔の手のようにも・・・・ 
    
14:45 1200m付近、カメラの背後に祠
鳥居/墓石から下山にかかります
ガス中の行動は経験者の同行をお勧めします
北尾根
 ↓
1206m峰
東遊歩道から山頂を見上げる
金糞岳
 ↓
←東遊歩道
伊吹山山頂駐車場は標高:1250m付近にあり
西遊歩道・中央遊歩道・東遊歩道(下り専用)があります。東歩道途中にある1310m峰に寄ろうと思ったのですが、踏み跡があるもののロープが敷設してあり進入はできませんでした。東遊歩道は下り専用でしたが、幸い降りる人が少なく迷惑をかけなくてすみました。
13:45 山頂駐車場西登山口
虎子山
  ↓
北尾根
  ↓
国見峠
 ↓
金糞岳
  ↓
小谷山
  ↓
山本山
 ↓
山上西端見晴場からの
      北西方向俯瞰
清滝山
  ↓
三合目
  ↓
山上西端見晴場からの
       南方向俯瞰
弥高山
  ↓
山上南西端からの三合目俯瞰(南西方向)
12:30 三角点到着
     一等三角点、点名:伊吹山
     標高:1377.3m
南方向にカメラをむけています
緑の縁から先は
断崖にちかい急斜面です
伊吹山測候所
大正8年1月1日に滋賀県立彦根測候所付属
   伊吹山観測所として観測を開始
昭和4年5月には国営に移管
   中央気象台付属伊吹山測候所呼称変更
平成元年6月には無人観測所となり、自動観測
平成13年3月31日をもって観測を終了
                 (彦根地方気象台)
1343峰
 ↓
←山上駐車場
南東尾根→
山頂
  ↓
測候所
  ↓
ルート・シュミレーション はこちらから
南東稜を俯瞰しました
雲があるほうが岐阜県側/滋賀県側は晴れ
山室湿原近くからの伊吹山(南側)山容、撮影日:2006.08.08、雲がないときは測候所も見えます
上平寺越駐車場
         ↓
上平寺越峠
  ↑
弥高尾根
標高:1250m付近、お花畑
かすかに踏み跡があるのですが
草が生茂り足元が見えません
石につまづいたり、滑ったりしながら
植物をいためないようゆっくりと進みます
雲が劇的に動き、視界が一気に開らきました
  ↑
弥高尾根
清滝山
  ↓
上平寺越峠
 ↓
弥高山/尾根
この奥に駐車場
 ↓
伊吹山山頂
 ↓
霊仙山方向
   ↓
11:40 祠をでると目の前が真っ白
雲の動きが早いので、運がよければ前方が見えるかもと思いつつ・・・・
P1170峰直下のヌタ場
シカが一頭跳んで行きました
クマでなくてよかった・・・・
山の彩り:14枚
伊吹山山中にて
(滋賀県米原市)
東遊歩道からの北西眺望
西遊歩道から北西方向俯瞰
山上西端見晴場からの
      南西方向俯瞰
10:10 登山口、入口はわかりづらいです
登りはじめは登山道ではなく、稜線を登ります
一部踏み跡が不明瞭です
10:00 上平寺越駐車場 出発、標高:930m
    手前の石碑は芭蕉の句碑
   約0.3km(5分程)、車道を歩いて登山口へ・・・・
「そのままよ 月もたのまし
           伊吹山」芭蕉
俳聖松尾芭蕉は元禄二年秋
(1689)、俳諧紀行文「おくの細道」
むすびの地:大垣に到着しました。
おくの細道の旅は
東京深川・仙台松島・岩手平泉
出羽三山・秋田象潟・金沢・敦賀を巡り、大垣に至る五ヶ月間、2400kmにおよぶ旅でした。この長旅の疲れをいやした二週間余りの大垣滞在中
「そのままよ月もたのまし伊吹山」の句を詠みました。『伊吹山は月の力など借りなくても、そのままで立派な山だよ』という意味です。伊吹山の美しさをたたえた名句といえます。
  (見晴台にある石碑の解説より)
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
金糞岳
   ↓
虎子山
  ↓
潅木の中に祠があります、標高1200m付近
山本山
 ↓
竹生島
   ↓

西端見晴場
11:00 1170峰に近づいてきました
山上南西端から山上西端部を眺める(北西)
伊吹山山頂
 ↓
七尾山
  ↓
駐車場
 ↓
南東尾根
1170峰
 ↓
伊吹山山頂
 ↓
 ↑
ドライブウェイ
 ↑
三合目
15:40 上平寺越駐車場 到着
    足元はずぶ濡れ・泥んこになっていました
ちょっと
これ何にみえますか・・・・

動物の顔のように、見えなくもありません
上りのときは
ここがガスに包まれていました・・・・
南東稜からの北側展望、1230m付近
14:30 鳥居・墓石・石仏
東遊歩道山頂↑
    登山口
↑南東尾根
  回り込む
13:50 山頂駐車場中央登山口
西遊歩道から北方向俯瞰
 
七尾山
横 山
 ↓
竹生島
 ↓
山本山
 ↓
西遊歩道西端付近からの山頂
頂上はもう雲の中・・・・
上野登山道↑
三角点から山頂北側を眺めます
伊吹山最高所:頂上
フェンスの中はは測候所(現在不使用)
遊歩道合流点方向(雲の中)を俯瞰します
合流点は1343峰の約40m下にあります
測候所が近づいてきます
測候所が見えてきました
12:05 墓石や石仏があるところ、標高:1290m
山上遊歩道出合、標高:1300m付近
高度を1mあげるたびに山頂部の表情がかわってゆきます
このコースの一番魅力的なところです
ススキが風にたなびいています
高木帯から抜け出ました
10:40 ガレ場、標高:1070m付近
ガレ場の上部、上(南)から来る道があります
地図によると登山道?
ドライブウェイ
 ↓
20分待っても雲がきれず、あきらめて前進・・・・
中央遊歩道↑
山上南西端からの測候所(南東方向)
山聲-TOP
山悠遊-滋賀伊吹
名山というのは遠くから見て呼ぶ時と、登って感じるなど、その時々で想いが違います。富士山などは前者で、伊吹山は後者だと感じています。雲の動きから今日こそは、今回こそは山頂からの眺望が期待できる、と思って何度もアタックをかけたのですが、なかなか山行のタイミングが合いません。今回、山麓では山頂は雲に包まれていたのですが・・・・