ゆきのやま(りゅうおうざん) ルート 駐車場(10:20)〜登山口(10:30)〜尾根・大岩
〜山頂(11:15)〜高圧鉄塔〜277峰〜四阿
〜天神社(12:40)〜天神社参道〜駐車場(13:20)
雪野山(龍王山) シュミレーション
地  域 25e:日野西部/北西N 概要 雪野山は八日市丘陵の西南端にあり、鏡山丘陵に接っする南北約4km・東西1kmの独立した里山で、別名:竜王山と呼ばれます。周囲に高い山もないために、その全容を見ることができます。また、細長い山塊のために見る角度によって、山の形が変化しますので、縦走はもとより山麓の風景の変化を楽しむのもよいでしょう。この山一帯は、古墳時代前期の古墳です。三角縁神獣鏡を含む多数の副葬品を埋葬した石室が発見されるなど、歴史に富んだ山で、代表される古墳は、山頂にある前方後円墳(雪野山古墳)です。その他、山麓周辺部に、横穴式石室を主とした古墳が200基以上確認されています。多くは登山ルートからはずれているので、その詳細は古墳探訪として訪問することが望まれます。山中には、十コースもの遊歩道が整備され、安心して歩けます。また、南側山麓には妹背の里があり、雪野寺遺跡の発掘物の展示もされています。
Mapion 滋賀県八日市/竜王町
標  高 309m/110m=199m
距  離 約5.5km、斜度:max23゜
体力度 23P、☆
山行日 2008.03.02、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要03:00/歩行02:15
アクセス 自家用車、01:00
備  考 遊歩道:枝道多数
ルート・シュミレーション はこちらから
雪野山
  ↓
277峰
 ↓
大岩/尾根
   ↓
野寺城址
  ↓
雪野山
 ↓
13:20 駐車場 到着
天神社境内
12:05 鞍部
    天神社方向に進むと四阿があります(トンネル真上)
11:50 277峰

山上からの展望はありません
高圧鉄塔下からの北東側展望、ほとんどの山に砦や城郭がありました
高圧鉄塔下からの北東側展望
鏡 山
三上山
   ↓
十二坊
 ↓
菩提寺山
  ↓
小脇山/箕作山
(小脇城)
 ↓
繖  山
(観音寺城)
  ↓
安土山
(安土城)
 ↓
瓶割山
(長光寺城)
 ↓
霊仙山
 ↓
鏡 山
 ↓
三上山
 ↓
菩提寺山
  ↓
高台が雪野山頂上です
頂上部が雪野山古墳です
「馬の背」
両側が
急斜面の尾根なのですが、樹木が生茂り名前のような感覚は得られません
阿星山方向
 ↓
十二坊
 ↓
野寺城址
   ↓
この尾根から南に下ると
標高:204m付近に
野寺城址があります
10:50 尾根出合
     標高:250m付近
     大岩があります   
←雪野寺跡経由山頂ルートの登山口
東ルート登山口↑
10:20 駐車場 出発
日野川畔南からの雪野山/野寺城址山容
12:50 天神社参道
11:15 雪野山頂上
     標高:308.8m
    一等三角点
    点名:竜王山1

この一帯に
山上古墳群があります
尾根出合方向を見返ります
ここに
「馬の背」の標識がありました
馬の背から
雪野山山頂を望みます
尾根への近道ルート登山口
東ルート登山口は
更に奥へと進みます
駐車場からの雪野山山容
天神社石塔
神社の創祀は940年代頃といわれています
境内には七重の石塔(1313年)もあり
浄土寺天神社(西社)と称され
神仏混淆のなごりと思われます
天神社→
↑雪野山古墳
雪野山山頂からの南西側展望
尾根出合いからの南西側展望
大岩のてっぺんです
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-滋賀湖東
野寺(のでら)城址、別名:川守城
山頂部を楕円状に削平され、その北側隅に貯水池と思われる凹地がのこされています。その周囲を囲むように、東・南・北斜面に犬走りや竪堀などが設けられています。この地域の軍事的な緊張、及び軍事行動は元亀元年(1570)の六角軍と織田軍の落窪の戦いまでで、六角軍と織田軍の戦いの中で築かれた城であると考えられています。近江源氏・佐々木六角氏に仕え、代々弓馬の武功に名高い古田氏一族の居城とも?伝えられています。