山聲-TOP
滝悠遊-滋賀北鈴鹿
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の滝めぐり
さめがい/いさめのしみず 特徴 清水、名水、水中花
醒ヶ井/居醒の清水 概要 居醒の名水は、中山道:醒ヶ井宿の地蔵川にあり、この湧き水を源流として、中山道に沿って西下し、天野川に注ぎます。伊吹山系と北鈴鹿に囲まれた所にあり、いたるところで清水が湧いています。この醒井地区には、この「居醒の清水」をはじめ、「十王水」、「西行水」、少しはなれて「いぼとり水」、「天神水」があり、親水公園として整備され、地蔵川の水中に咲く「バイカモ」と共に醒ケ井探訪ルートとして、訪れる人も多い。
地  域 25zn:彦根東部/北東NE
Mapion 滋賀県米原町
山行日 2004.09.13、(晴)
山行図  
水源は石橋を2ツ渡ったところ
前の橋の右側からも、右下の所からも、清水が湧き出ています

この部分は足場もしっかりと整備され
名水を求める人たちを多く見かけます
秋は、木々の葉が色付き川面が染まります
この写真撮影は夕暮れ時で時間が止まったような静けさでした
水源地、たて看板の石垣下から湧き出ています
梅花藻
湧き出た水は、地蔵川となり天野川に注ぎます
きれいな水には、ハリヨが棲息し
バイカモが可憐な花を水中に咲かせます

バイカモは7月が最盛期です
9月になるとシーズンも
そろそろ終わりが近づきました
名残の写真となります
梅花藻の咲く地蔵川
“清水の由緒”
その昔、伊吹山に大蛇が棲みついて人々を困らせていました
そこで、時の帝は、日本武尊に大蛇退治を命じました
尊は、剣を祓い大蛇を切り伏せ、人々の心配を取り除いたのですが
その時受けた大蛇の猛毒が尊を苦しめました
やっとのことでこの地に辿り着き、この清水で冷やすと
不思議にも、体の調子も元に戻りました
以来、この名水を『居醒の清水』と呼ばれるようになりました
                               (現地看板より)
居醒の名水、涌水地
水源前の道は、旧中山道です
往時は行き交う人がのどを潤したことでしょう
道路の左上には加茂神社があります
すなわち,、神社の足元から水が沸いているのです
さらに、その上には
名神高速道路があたりの静寂を破っています
附近は生活道路のため、迷惑駐車はお避け下さい