うそがわ/やまびこゆうすい 特徴 渓流、湧水
宇曽川/山比古湧水 概要 宇曽川は、湖東町と秦荘町との境界で、左岸は押立山域、右岸は金剛輪寺の裏山である秦川山から向山、そしてアカイシに続く尾根にな、る谷あいを流れます。鈴鹿山系を流れ出た水をこの川に集め、琵琶湖に注ぎます。湧水は、ダム湖の最上流:渓谷の始点にあり、車で近接可能です。山姥の伝説があり、名水公園として整備されています。宇曽川ダム湖の最上流域にあり、ここより上流を宇曽川渓谷と呼ばれます。
地  域 25zc:百済寺/北西NE
Mapion 滋賀県秦荘町
山行日 2003.10.09、(晴)
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「山姥伝説」
 宇曽川渓谷では、その昔、金剛輪寺や百済寺の修行僧がその沢や滝で修行を行ったらしい。その場所に昔から住んでいたとされる山姥。
毎年山から下りてきては秦荘の里から子供を
さらっていったと言う。誠実で働きものだった百姓のおじいさんと息子は山比古地蔵さんにお参りして山姥退治を願う。
・・・・・・お地蔵様は、そのお礼に悪い山姥を退治してくれた・・・・
というお話。

この話に出てくる山姥とは、病気の「はしか」のことで昔は毎年流行して、多くの子供の命が奪われたそうで、山比古地蔵と湧水は子孫の繁栄を祈願していると言われます。
右上に見える滝モドキは
2000年以降に、手が加えられたようです
堰堤の上流には林道に沿って、渓谷美がたのしめます
ただし、堰堤脇の林道には無粋なゲートが設けられ
「関係者以外入山禁止」の大きな標識が掲げられています
これは、心無いハイカーが
キャンプのゴミの置き捨てや、一般市民のゴミ不法投棄などで
山を荒らした結果による措置だと思います
山比古湧水(やまびこゆうすい)、として石組み整備されています
京阪神各地からも、この水を求めに多くの方がみえる
1999.04.08 に山行したときは
手の加えられていない自然な状態でした
宇曽川渓谷(1999.04.08:撮影)
上流から下流(堰堤方向)を見ます、左岸は押立山山域
この少し上流に
小規模な滝があるのですが、残念ながら写真がありません
このとき(1999年)は
ゲートの通行規制もなく、車輛は自由に通行できました
ここだけに限らず、最近では、国内のエコツアーでも
自然環境が破壊されているとか、囁かれるようになりました
規制解除の日は、はたして・・・・
支流の沢
ほとんど人の手が入っていません
なぜかホットします
宇曽川ダム:ダム湖
宇曽川ダムの上流に清流あり・・・・
この上に堰堤があり渓谷美がたのしめますが、只今車輛進入規制中
※2006.05山行時確認:大腸菌が検出されたとの掲示板が出されていました
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