まつおたに-しきろのたき 特徴 段瀑
松尾谷-識蘆ノ滝 概要 永源寺ダムの下流、約0.4kmに流れ込む識呂川は日本コバを水源とする愛知川の支流です。河口から約0.7kmにこの滝はあります。室町時代にこの地に住まいする小倉実澄にかかわる伝えがあり、滝の名前もそれに由来するそうです。全長3.0kあまりの谷で、流域面積が小さいため豪快な佇まいはありませんが、深い谷に優しい水音が響き渡ります。
地  域 25zc:日野東部/北東N
山行日 2007.12.06、(曇/晴)
山行図 笠松山0712 
Mapion 滋賀県東近江市永源寺
滝悠遊-滋賀中鈴鹿
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の沢めぐり
山聲-TOP
段瀑、落差:約25m、上段:約15m(目測)、下段:約10m(目測)
落ち口:約2m(目測)、滝壺:あり
「ろ:呂」の字のようにも見えるのでしょうか、「識呂の滝」とも書かれます
上部の滝の上流から
上部の滝のてっぺんから
上段の滝のてっぺんを見る
全景
右岸から
右岸最接近
下段てっぺんと
同じ高さから
識蘆ノ滝(しきろのたき、識呂の滝とも)
この格調高い名を持つ滝は、文武両道にすぐれた武将:小倉実澄※が建てた庵にその名が由来します。実澄は、応仁の乱によって荒れ果てた京都の相国寺の学僧を迎え、永源寺の地に庵を設けました。その庵の名が「識蘆庵」であり、近くに落ちる滝を識蘆ノ滝と名付けました。実澄は戦のさなかに庵に来ては学僧たちと文学を談じ、滝の水で政所茶を賞味したといわれています。
滝のある識蘆谷(松尾谷)は、標高:934mの日本コバの山中に源を発する渓流です。識蘆ノ滝は、落差こそあまりありませんが、その広い滝壺には、水を満々とたたえ、水量の豊富さを物語っています。滝は二段25mからなり、上段と下段の滝はやや間を置いて向きが捻じれているところが珍しい。すなわち、岩の急斜面を流れ落ちてきた水が向きを変え、下段の滝となって落ちています。下段の滝の左壁をよく見ると、小さな不動明王が奉られています。
(参考図書:川部敬三著「湖国と文化:近江の滝」)
(国民宿舎前の滝分岐に立つ標識より-抜粋編集)

※小倉実澄の供養石塔が駐車位置脇にあります
上部の滝:斜瀑、落差:約3m(目測)
、落ち口:約0.6m(目測)
上部の滝のてっぺんから
上段の滝のてっぺんを見る
上段の滝のてっぺんから
下段の滝を見る
上段てっぺん
 ↓
←下段の滝のてっぺん
上段は陽が射して露出オーバー
滝の様子がわかりません
左岸最接近、滝壺

不動明王
増水期が見ごたえがあります
今回は、渇水期のため
滝そのものに
重量感がありません
上段の滝
下段の滝