歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
かくおうざんようめいじ ルート 宿(09:00)〜永明寺(09:25/10:00)〜マリア聖堂
〜津和野町並(10:45/11:45)〜森鴎外旧宅(12:10)
〜西周旧宅(13:00)〜鴎外記念館(13:30)
覚皇山永明寺
地  域 32:津和野/南西N 概要 永明寺は、宗旨:曹洞宗、山号:覚皇山、本尊:釈迦牟尼仏、創建:応永27年(1420)、開基:吉見頼弘、開山:月因。江戸時代には、津和野藩主累代の菩提寺として栄えました。深い木々に囲まれたなだらかな坂を上り、門を潜れば、目の前に大きな境内が広がります。最近では、めったに見られない巨大な茅葺き屋根が特徴です。さらに、障子や白壁の白、周りの木々や石垣、古い柱などが、見事なコントラストを描いています。見どころとして、津和野藩主:坂崎出羽守の墓所(大阪夏の陣で手柄を立てましたが、後に千姫事件で徳川秀忠の怒りを買い切腹)、森鴎外の墓(「石見人 森林太郎として死せんと欲す」という鴎外の遺言により、中村不折の筆による「森林太郎墓」としかない質素なもの。)、紙人形作家:河津匂子の歌碑、などがあります。寺宝館には、朱印貿易時代の他多くの品々が保管され、境内全域木々に包まれた、しっとりした雰囲気の寺院です。
Mapion 島根県津和野町後田
標  高 197m/165m=32m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2011..04.18、(晴-雨)
形  態 前後泊、3名
時  間 所要00:35/歩行00:15
アクセス 自家用車、08:00
備  考 特に問題なし
扁額『語心亭』
坂崎出羽守墓所側面、上段:寺院墓所
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「空一峰玄秀大居士」、右側面「坂井出羽守」と刻まれています
坂崎出羽野守墓所参道
この版木(はんぎ)は、修行僧に時刻を告げるために朝四時と宵の九時に木槌で打たれ
起床と消灯を告げるために打ち鳴らされます
巡照板(じゅんしょうばん)
雲版(うんぱん)、雲の形をしている青銅製の打ち物です
           朝と昼の食事と朝課の時に打ちならされます
開版(かいぱん)、魚ぱん(かいぱん)、魚鼓とも呼ばれます
庫裏玄関
庫裏
本堂正面
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庫裏廂から本堂右正面
寺号石
「此の付近の史跡案内」案内板
森鴎外(森林太郎)の墓
手水鉢
語心亭廂
庫裏廂から中雀門左正面
鐘楼門左正面、右:経蔵
庫裏・鐘楼門・中雀門
左:収蔵庫、右:本堂
寺院墓所
墓所高台樹間からの境内
墓所高台からの境内
「坂崎出羽守成正公のこと」案内板
坂崎出羽守墓所
本堂向拝右側面
本堂向拝縋破風
本堂向拝左側面
庫裏廂左正面
本堂向拝扁額『永明精舎』
書院玄関
叢林(そうりん:寺院;特に、禅寺)における
日常の行事や儀式の刻限を報じる魚の形をした法器のことで
木魚の原形となっているものです
魚は不眠不休でいるところから、怠惰を戒めるためにこれを叩く」そうです
庫裏廂廊下
中雀門正面
左:中雀門、右:鐘楼門
山門、津和野城の総門を移築した物
境内
「覚皇山永明寺」案内板
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参道(車道)
参道に建つ標識板
山聲-TOP
山悠遊-島根津和野