歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
ようりゅうざんおおのでら(じ) ルート 大野寺(15:30/15:45)
楊柳山大野寺
地  域 29:大和大野/北西W 概要 大野寺は、宗派:真言宗室生寺派、山号は楊柳山、本尊:弥勒菩薩、開基:伝役小角。創建:伝白鳳9年(681)。室生寺の西の大門に位置します。宇陀川右岸には、自然岩に刻まれた弥勒磨崖仏(史跡)があり、小糸しだれ桜の名所としても知られます。役小角(役行者)による草創の後、天長元年(824年)に空海が堂を建立して「慈尊院弥勒寺」と称したと伝わります。近くにある室生寺は、興福寺系の僧によって創建・整備され、大野寺の磨崖仏造立にも、興福寺の僧が関係していることから、興福寺と関係の深い寺院であったと考えられています。磨崖仏は、「石仏縁起」(万治2年:1659年)や「興福寺別当次第」によると、興福寺の僧・雅縁の発願により、承元元年(1207年)から制作が開始され、同3年に後鳥羽上皇臨席のもと開眼供養が行われたものといわれています。建物は、明治33年(1900)の火災で全焼、本尊などの仏像は持ち出され、建物は再建。
Mapion 奈良県宇陀市室生大野
標  高 240m/240m=0m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、☆
山行日 2017.09.20、(曇)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要00:15/歩行00:10
アクセス 自家用車、02:40
備  考 特に支障なし
小糸しだれ桜、撮影:2002.03.28
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山門遠景、右:鐘楼
山門左背面:帰路
小糸しだれ桜:樹齢300年、左:庫裏、右:鐘楼
しだれ桜、奥に庫裏
史跡大野寺石仏案内板
磨崖仏
磨崖仏全景、前面に流れる川は宇陀川
遥拝所柱に張られた石仏図、奥に石仏
遥拝所に掛かる案内板
霊牌堂前に建つ石仏遥拝所
矢沢孝子句碑『丈六乃みろく菩薩は岩かべにまさやかにます月のあ里阿け』宇陀大野寺にて
香炉ごしの磨崖仏
境内社
霊牌堂扁額
霊牌堂側面、奥に本堂側面
霊牌堂
本堂扁額『金剛輪』
小糸しだれ桜、撮影:2002.03.28
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本堂前からの境内、左前:しだれ桜、左:庫裏、中:しだれ桜、中奥:鐘楼、右奥:山門背面
山門正面 詳細はこちらから
境内、中央:しだれ桜、中奥:本堂
本堂正面
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山悠遊-奈良北部