歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
中門前東西参道:東方向
ほうりゅうじ-さいいん ルート 駐車場(10:10)〜法隆寺西院(10:30/11:50)
         〜夢殿(12:00/12:20)〜駐車場(12:30)
法隆寺-西院
地  域 29:信貴山/南東E 概要 法隆寺は、聖徳宗の総本山、別名:斑鳩寺(いかるがでら、鵤寺とも)法隆学問寺など、本尊:釈迦如来、創建年:伝推古15年(607)、開基:推古天皇・聖徳太子。古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院です。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられます。境内の広さは約187,000uで、西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群です。法隆寺の建築物群は法起寺と共に、平成5年(1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。何度かの火災に遭ってはいるが、全山を焼失するような大火災には遭っておらず、建築、仏像をはじめ各時代の多くの文化財を今日に伝えている。昭和24年(1949)には修理解体中の金堂において火災が発生し、金堂初層内部の柱と壁画を焼損した。このことがきっかけとなって、文化財保護法が制定されたことはよく知られています。
Mapion 奈良県斑鳩町法隆寺
標  高 60m/50m=10m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2017.12.06、(晴)
形  態 前泊、3名
時  間 所要02:00/歩行00:30
アクセス 自家用車、02:30
備  考 特に支障なし
西院中門
  ↓
金堂南東二層勾欄柱装飾
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灯籠
東大門東西参道からの五重塔:帰路
東大門からの東院 詳細はこちらから
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東大門 詳細はこちらから
五重塔相輪・聖霊院・妻室・綱封蔵
大宝蔵院中門扁額『大寶蔵』
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大宝蔵院
南大門前からの法隆寺参道:帰路
綱封蔵
妻室
『 法隆寺の茶店に憩ひて 柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 子規 』 石碑
鏡池手水舎・水瓶龍吐水口 詳細はこちらから
大講堂前から、左:金堂、右:五重塔、中奥:中門(工事中)
鐘楼・東回廊
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東室・聖霊院
大講堂正面
西回廊、奥に経蔵
金堂南東面、左奥に五重塔、右奥に大講堂
金堂南西一層隅斗受け装飾
金堂南西二層勾欄柱装飾
金堂南西面
五重塔、左奥に大講堂
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西南回廊:拝観受付所
宝珠院築地塀、奥に西円堂
西室・三経院左正面
西室・三経院正面
『日本最初の世界文化遺産 法隆寺』石碑
手水舎・這龍吐水口 詳細はこちらから
南大門 詳細はこちらから
中門(工事中、平成30年12月完了) 詳細はこちらから
中門前東西参道:西方向
西院伽藍は、南大門を入って正面のやや小高くなったところに位置しています。向かって右に金堂、左に五重塔を配し、これらを平面「凸」字形の回廊が囲みます。回廊の南正面に中門を開き、中門の左右から伸びた回廊は北側に建つ大講堂の左右に接して終わっています。回廊の途中、「凸」字の肩のあたりには東に鐘楼、西に経蔵があります。以上の伽藍を西院伽藍と呼んでいます。金堂、五重塔、中門、回廊は聖徳太子在世時のものではなく、7世紀後半頃の再建ですが、世界最古の木造建造物群であることは間違いはありません。金堂・五重塔・中門に見られる建築様式は、組物(軒の出を支える建築部材)に雲斗、雲肘木と呼ばれる曲線を多用した部材を用いること、建物四隅の組物が斜め(45度方向)にのみ出ること、卍くずしの高欄(手すり)、それを支える「人」字形の束(つか)などが特色です。これらは法隆寺金堂・五重塔・中門、法起寺三重塔、法輪寺三重塔(焼失)のみに見られる様式で飛鳥様式とされます。
南大門から西院への参道、西園院上土門西園院唐門 詳細はこちらから

唐門
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上土門
案内板
法隆寺南参道
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法隆寺境内図
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山悠遊-奈良斑鳩