もろすぎじんじゃ ルート 諸杉神社(10:30/11:50)
諸杉神社
地  域 28n:出石/北西SW 概要 諸杉神社は、主祭神:多遅摩母呂須玖神(たじまもろすぐのかみ)、社格:式内社(小)・旧県社、創建:不詳、本殿の様式:三間社入母屋造。江戸時代には出石城の山里曲輪北方に祀られ、城主の小出氏・松平氏・仙石氏から崇敬を受けて社殿造営・神供料寄進等がなされています。仙石氏の城主時代には、参勤交代からの帰国に際して城主自ら諸杉神社に参拝するのが習わしであったといわれます。この江戸時代の頃には、社名は「諸杉大明神」とも称されていました。社伝では、当初は出石神社近くの水上村(現・豊岡市出石町水上)に鎮座したといわれ、現在地に遷座したのは天正2年(1574)とされます。社名の「諸杉」に関わる多遅摩母呂須玖(但馬諸助)は、『古事記』・『日本書紀』で見え、かつ天日槍の嫡子にも位置づけられることから、諸杉神社も古くから鎮座したものと推測されています。境内には銀杏の黄葉が雰囲気を醸しています。
Mapion 兵庫県豊岡市出石町
標  高 17m/15m=02m
距  離
体力度 ―、Θ
山行日 2023.11.08、(晴)
形  態 前泊、3名
時  間 所要00:20/歩行00:10
アクセス 自家用車、03:40
備  考 特に支障なし
社務所
境内大銀杏
境内大銀杏
境内大銀杏
境内大銀杏
鳥居
本殿側面
拝殿正面
鳥居神額『諸杉大明神』
鳥居、手水舎
創建地とされる水上地域は、現在も諸杉神社の氏子の関係にあり、祭礼では水上までの神輿渡御が行われます。延長5年(927)成立の『延喜式』神名帳では、但馬国出石郡に「諸杉神社/諸枌神社」と記載され、式内社に列しています。その後の歴史は詳らかではないようですが、天正2年(1574)に山名氏が此隅山城から有子山城に移転するにあたり、諸杉神社も水上村から城下の現在地に遷座しました。
境内大銀杏
境内大銀杏
拝殿前境内
本殿右正面
「諸杉神社由緒」案内板、※写真クリックで拡大
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拝殿中景