歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
しゅうおんあん/いっきゅうじ ルート 霊瑞山酬恩庵(別称)(10:30/11:40)
酬恩庵/一休寺
地  域 26s:田辺/北西W 概要 酬恩庵(別称:一休寺・薪の一休寺)は、山号:霊瑞山、宗派:臨済宗大徳寺派、本尊:釈迦如来坐像、創建:正応年間(1288-1293)、開基:南浦紹明、中興年:康正2年(1456)、中興:一休宗純。正応年間に開かれた妙勝寺が前身です。元弘年間(1331-1334)に兵火にあって衰退していたのを、康正2年(1456)に一休宗純が草庵を結んで中興し、宗祖の遺風を慕い師恩に酬いる意味で、「酬恩庵」と号しました。その後、一休宗純は文明13年(1481)、88歳で亡くなるまでをここで過ごし、臨終の際には、「死にとうない」と述べたと伝わります。なお、金春禅竹が、総門のまえで一休のために能を演じたと伝わります。永禄3年(1650)、前田利常が伽藍を再興。狩野探幽によって描かれた障壁画43面を納め、江戸幕府から朱印状が与えられました。枯山水の石庭や、納豆の一種である「一休寺納豆」でも有名です
Mapion 京都府京田辺市
標  高 42m/34m=08m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2004年05.月10日、(曇)
形  態 日帰り:2名
時  間 所要01:10/歩行00:20
アクセス 自家用車、01:30(高速)
備  考 特に支障なし
2002.11.19訪問時
方丈庭園
虎丘庵の屋根
庫裏、中奥:方丈屋根、右:唐門
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中門前参道
半鐘
方丈庭園
唐門
樹木の中の開山堂
参道
参道、手水舎
惣門
境内案内図、一休寺の沿革
庫裏
方丈庭園
方丈庭園
方丈縁側、庭園
庫裏
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「諸悪莫作 衆善奉行」の一休禅師墨蹟碑
「諸悪莫作 衆善奉行」の石碑、一休禅師
「諸悪莫作・衆善奉行」案内板
手水舎天井裏
総門前通路
虎丘庵の屋根
中門、額縁の中に庫裏
「このはしわたるな」
本堂への参道
本堂唐門
平成29年(2017)に同庵で発見された文書より、この再興には利常の家臣である佐々木定治が関与していることが明らかになり、合わせてこの人物が、江戸時代前期の六角氏宗家の当主であったことが判明(同庵には佐々木承禎(六角義賢)の墓が存在しています)しました。
本堂唐門背面
本堂唐門
「名称酬恩庵庭園」案内板
中門前参道
諸悪莫作(しょあくまくさく、諸の悪を作すことなかれ)
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう、衆の善を奉行せよ)

これは、一休和尚の筆になる七仏通戒(しちぶつつうかい)の偈(げ)の中の詞白で、御釈迦さまの弟子である阿難尊者(あなんそんじゃ)の作といわれ、意味は数々の悪行をすることなく、多くの善行をすれば自然に心が清く美しくなるという御釈迦さまの教えです。
                               (京都真珠庵所蔵墨跡より)
                                       昭和60年1月建之 一休酬恩会
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