歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
こうだいじ-しぐれてい ルート 高台寺(15:10/境内散策/夜話の茶事/20:10)
高台寺-時雨亭
地  域 26:京都東北部/南西S 概要 時雨亭(重文)は、高台寺境内の東側にあり、傘亭(かさてい、からかさてい、とも)との間は、屋根付きの土間廊下で繋がれています。珍しい二階建ての茶室で、一階はほとんどが土間で、三畳の板間があり、そこで茶事の準備や控えの間として用いられたそうです。二階には、土間廊下から階段を上ります。全て板敷きで、上下段に分かれ、下段は東側に床(とこ)と手前座が作られています。天井は、化粧屋根裏になり、柱間に壁や建具を設けない、吹き放しとされています。三方が、突上戸で解放され、さながら野点席のよう解放的な茶事が行われていたのでしょう。豊臣秀吉が、時雨のように不意に訪れることから、この名がついたといわれます。傘亭同様に、伏見城からの移築とされ、秀吉が千利休を偲んで造らせたとの説もあります。なお廊下は、移転時に付加されたもので、両茶室はもともと別々に建っていたと考えられています。
Mapion 京都府東山区下河原町
標  高 80m/67m=13m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2004.03.13、(晴)
形  態 日帰り:3名
時  間 所要05:00/歩行00:30
アクセス 公共交通、01:40
備  考 特に支障なし
一階の壁と土間
階段脇の出入口戸
北側二階部
南側
一階の下地窓
二階の小屋裏
二階の格子付窓
二階の丸下地窓
南側の出入口戸
階段
西側から廊下
東側から奥に傘亭
北側
東側
北西側、廊下
北側、左は傘亭
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