おのはちまんじんじゃ ルート 小野八幡神社(11:00/11:20)
小野八幡神社
地  域 25znw:彦根東部/南西C 概要 小野八幡神社は、祭神:應神天皇、創建:不詳、社殿の構造:一間社流造。小野町集落南端に位置し、神社の参道を東海道新幹線が横切り、参道口には旧中山道と名神高速道路が並行して通っています。由緒は、小野町は、明月記にみえる『小野庄』の遺称地とされ、中世の東海道(近世の中山道)の宿駅の一つ、小野宿も当地にありました。神社に伝わる最も古い什物である鰐口には、『江州坂田郡小野當村八幡尊御前』、『奉寄進寛文十二年六月吉日辻村喜兵衛敬白』とあります。『近江輿地志略』には「中御前社、小野村にあり。祭禮毎年四月初の寅日」と記されています。この「中御前社」が八幡神社のことであると判明しているそうです。現在の社殿は、天保8年(1837)の改築で、檜皮葺一間社流造の構造で、屋根には千鳥破風、軒には唐破風が付き、組物の間には十二支の彫物が施されるなど、極めて装飾的なものです。棟札有り。
Mapion 滋賀県彦根市小野町
標  高 126m/117m=09m
距  離
体力度 ―、Θ
山行日 2023.10.31、(晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要0:20/歩行00:10
アクセス 自家用車、00:10
備  考 特に問題なし
「小野町太鼓踊り」石板、※写真クリックで拡大
小町塚、地蔵堂
中世、小野の地は、東山道の駅家として機能していました
小町塚は、小野小町(おののこまち)の父親とされる小野美実(好美)が、都から出羽国(現在の秋田県、山形県)へ赴任する途中に、小野宿(滋賀県彦根市)で宿泊した際、宿所にいた赤ん坊があまりにも可愛かったため、養女として迎えたと伝えられています。
地元に伝わる郷土芸能「小野町太鼓踊り」の中には、小野小町が謡われており、この地を誕生と伝承が残っています。また、小町塚には、『小町地蔵』として親しまれてきた石仏(十五世紀後半の造仏)があります。自然石を利用して、阿弥陀如来坐像が浮彫りにされています。正面だけでなく、両側面にも彫りこまれており、類例がなく貴重なものといわれています。
裏参道
小町塚(こまちつか)
本殿正面
本殿正面中景
本殿左背面
本殿右正面甍
本殿右正面
本殿右正面中景
本殿甍
本殿中景
拝殿左背面
拝殿背面
拝殿左正面
階段参道見返り
階段参道
参道
鳥居神額『八幡神社』
鳥居
参道口
参道
社号碑『八幡神社』
太鼓を抱えた猿と兎が描かれた鳥獣戯画風の石板
「小野小町にはたおりさせば あややにしきの姫ばたを」の言葉が刻まれています。
小野町によると、「郷土芸能「小野町太鼓踊り」の中には、小野小町が謡われており、この地を誕生地とする伝承が残っている。」といわれています。
小町塚
本殿左正面
拝殿正面
「八幡神社」案内板
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