山聲-TOP
参道は狭い路地を進みます
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
探訪記-北鈴鹿西
ひえじんじゃ ルート 日枝神社(13:50/14:20)
日枝神社
地  域 25znw:彦根東部/南西S 概要 笹尾地区の村社:鎮守社です。由緒・創建年は不詳、祭神:大山昨命(おおやまさくのみこと)。御神紋:右頭三ツ巴、本殿の様式:一間社流造。坂田郡史に、明治元年に再建に係るとあります。本殿や幣殿は、湿潤な山裾に建っていますが、保存状態もよく、明治以降に手を加えられたようです。境内社:二柱。この地区は、野田山の東側山麓の谷あいにわずかばかりの盆地があり、数十戸の家が軒を重ねています。その昔、聖徳太子の開創となる笹尾寺が設けられ、その境内地に続く形でこの神社は位置しています。人口の割に、手入れの行き届いた境内に、村人たちの尊崇の念の深さを感じます。笹尾町は、8世帯17人が居住する山間地の集落です。車社会の現代においては、集落までの道路が整備され、比較的容易に往来できることから、限界集落とならず、人々の営みが続いています。少子化の時代ではありますが、守り続けてもらいたい信仰です。
Mapion 滋賀県彦根市笹尾町
標  高 233m/216m=27m
距  離 約―km、斜度:max―°
体力度 ―P、Θ
山行日 2015.11.21、(晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要00:30/歩行00:20
アクセス 自家用車、00:10
備  考 特に支障なし
笹尾地区の入口耕作地からの彦根東部山地展望
竃(かまど)
竃(かまど)は、神社やお堂などの公共の場に、祭事の炊き出しや暖を取る事を目的としたかまどが併設されている事があります。さらに釜で沸かした湯で邪気を払う「湯立神事」のため、かまどを設ける場合もあります。鳴神神事:吉備津神社などで、ことに知られています。釜を焼き湯を沸かすにあたって、時として音が鳴るという現象が起こる と、そこに神秘や怪異を覚え、それを不吉な前兆とみなし祈祷や卜占を行うものです。
本殿右側面
本殿、境内社
幣殿
幣殿、瑞垣
手水場
境内
鳥居神額「日枝神社」
イワス
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イブキ
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男鬼山
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向山(芹川北)
    ↓
地区の高台から参道と鳥居を俯瞰
イワス
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イブキ
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参道脇の護岸擁壁から彦根東部山地を展望