歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
ひよしたいしゃ ルート 坂本P(12:20)〜日吉大社(12:30/13:10)〜P(13:20)
日吉大社
地  域 25s:京都東北部/北東C 概要 日吉大社は、西本宮主祭神:大己貴神(大国主神)、東本宮主祭神:大山咋神、社格:式内社(名神大社)・二十二社(下八社)の内の一社・旧官幣大社・別表神社、本殿の様式:日吉造、別名:山王権現。全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社です。西本宮と東本宮を中心に、約400,000uの境内を持つほか、「猿」を神の使いとしています。社名の「日吉」は、かつては「ひえ」と読みましたが、第二次世界大戦後は、「ひよし」を正式の読みとされています。比叡山の一峰である牛尾山(八王子山)に、神代の昔から比叡山の守護神として、大山咋神が祀られていた古社に端を発し、また、大津京遷都にあたり、天智天皇7年(668)に、大和の大神神社より御神霊を迎え、大己貴神を国家鎮護の神として祀ったとされているのが、日吉大社の創始といわれているようです。
Mapion 滋賀県大津市坂本
標  高 172m/150m=22m
距  離 約―km、斜度:max―°
体力度 ―P、Θ
山行日 2003.11.27、(曇)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要01:00/歩行00:30
アクセス 自家用車、01:30
備  考 特に支障なし
八王子山
  ↓
日吉大社三橋 詳細はこちらから
西本宮本殿右正面
西本宮本殿左正面
二宮橋
摂社宇佐宮本殿右正面
祈祷待合所
神門 詳細はこちらから
参集殿
山王鳥居
最澄が、比叡山上に延暦寺を建立し、比叡山の地主神である当社を、天台宗・延暦寺の守護神として「山王権現」と呼ばれるようになりました。中世には、比叡山の僧兵が強訴のために担ぎ出した神輿は、日吉大社のものです。天台宗が全国に広がる過程で、日吉社も全国に勧請・創建されたといわれます。

元亀2年(1571)、織田信長の比叡山焼き討ちにより、日吉大社も灰燼に帰しました。現在見られる建造物は安土桃山時代以降に再建されたものです。信長の死後、豊臣秀吉と徳川家康は山王信仰が篤く、特に秀吉は、当社の復興に尽力しました。これは、秀吉の幼名を「日吉丸」といい、あだ名が「猿」であったことから、当社を特別な神社と考えたためと思われます。

明治に入ると神仏分離令により、仏教色が廃された。本来の形に戻すとして、東本宮と西本宮の祭神を入れ替えて西本宮の大山咋神を主祭神とし、大物主神を祀る東本宮は摂社・大神神社に格下げしました。平成18年(2006)、歴史的風土特別保存地区に指定されました。
日吉大社参道口
大宮川、ここに三本の橋が架かります
二宮橋
猿石
東本宮山号、東本宮神門
東本宮本殿、西本宮本殿と異なり隅柱上のみに舟肘木を置く
末社、倉庫
左:樹下神社本殿向拝、左奥:東本宮拝殿、右:樹下神社拝殿
左:樹下神社本殿、中奥:東本宮拝殿、右:樹下神社拝殿
境内紅葉
境内参道
白山宮右正面
西本宮への参道
表参道
山聲-TOP
山悠遊-滋賀/湖南