いぶきさんかんのんじ ルート 森P(08:30)〜登山口〜鳥羽上山頂上(09:35)
〜馬塚古墳〜観音坂峠〜横山頂上(11:20/11:50)
〜古墳登山口〜観音寺(14:00/14:25)〜森P(14:55)
伊富貴山観音寺
地  域 25ns:長浜/北東C 概要 観音寺は、宗派:天台宗、山号:伊富貴山、本尊:十一面観音、創建:仁寿年間(851-854)、開基:三修、正式名:伊富貴山観音護国寺、別称:大原観音寺。もとは、伊吹山四大護国寺(弥高寺・大平寺・長尾寺・観音寺)として、法相宗に属していましたが、弘和(永徳)3年(1383)に天台宗に改めました。寺伝によると、鎌倉中期の正元年中(1259-1260)に今の地に移転し、弘長年間から弘安年間に至る約20年間にほぼ寺観と什物を整えたとされています。鎌倉から室町にかけては、時の領主であった地頭:佐々木大原氏によって庇護を受け、戦国時には、浅井亮政・久政・長政からも多くの寺領を安堵されています。長浜城主の羽柴秀吉は、たびたび立ち寄り「三碗の才」で知られる石田三成を見出しています。江戸時代には、彦根藩:井伊氏の所領として幕末に至ります。寺坊は、盛時には二十三坊あったとされ、現在は本坊、玉泉院の二坊を残すのみです。
Mapion 滋賀県山東町旭
標  高 170m/149m=21m
距  離 約―km、斜度:max―°
体力度 ―P、Θ
山行日 2008.03.09、(晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要00:25/歩行00:10
アクセス 自家用車、00:30
備  考 特に支障なし
「石田三成 水汲みの井戸」案内板
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石田三成 水汲みの井戸
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本堂中景
「観音寺本堂」案内板
本堂正面
「観音寺」案内図
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「観音寺」案内板
山門正面
長浜城主の羽柴秀吉は、寺領を安堵するとともに、長浜城主時代にたびたび立ち寄り、天正4年には観音寺に茶屋を申付けています。 その頃小僧をしていた石田三成が、鷹狩りの際に訪れた秀吉に、一杯目は大きい茶碗でぬるめのお茶を、二杯目は中くらいの茶碗でやや熱めのお茶を、三杯目は小さい茶碗に熱いお茶を差し出し、その才能を認められ、出世の糸口を作ったという話が伝えられています。これが世に知られる「三碗の才」のエピソードです。そのお茶の水を汲んだとされる古井戸も残っています。(木之本町古橋の法華寺にも同じような説が伝わっています)
本堂からの渡廊下、薬師堂
本堂右正面
本堂左正面
本堂遠景
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山門右正面
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山悠遊-滋賀湖北南
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき