歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
あぼしさんじょうらくじ ルート 観音寺P(09:35)〜沢道分岐〜林道出合(11:00)
南峰(11:25)〜阿星山〜平甲休憩所(12:45)
〜常楽寺(13:50/14:20)〜東坂阿弥陀寺〜P(15:55)
阿星山常楽寺
地  域 25S:三雲/北西E 概要 常楽寺は、山号:阿星山、宗派:天台宗、本尊:千手観音(秘仏)、創建:伝・和銅年間(708-715)、開山:良弁、開基:元明天皇(勅願)、別称:西寺(にしでら)。札所等:近江西国三十三観音霊場第一番・湖南三山・等、文化財:本堂(国宝)・三重塔(国宝)・他。創建の時期および事情については、史料が乏しくて定かではなく、長寿寺同様に、紫香楽宮の鬼門を封じていたともいわれています。延暦年間(782-806)に、天台宗に改められ、平安時代から鎌倉時代にかけては、長寿寺とともに歴代天皇の尊崇が厚く、阿星山五千坊と呼ばれるほどの天台仏教園を形成しました。延文5年(1360)に火災によって伽藍が全焼するが、同年のうちに観慶らによって再興されました。境内の北側には隣接して鎮守社である三聖神社が鎮座しています。長閑な山里にあり、静かな時が流れています。そんな中に、本堂と三重塔の威容が圧巻です。
Mapion 滋賀県石部町西寺
標  高 191m/182m=09m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2010.03.14、(晴)
形  態 日帰り:2名
時  間 所要00:30/歩行00:10
アクセス 自家用車、01:50
備  考 特に支障なし
「住職からのお願い」看板
「常楽寺の縁起」案内板
クリックで拡大
三重塔からの本堂屋根
本堂からの三重塔
本堂向拝扁額『常楽寺』
本堂向拝右側面
本堂右正面
三重塔左側面
本堂左側面
参道口
元亀2年(1571)6月から9月にかけ、織田信長に反抗して野洲郡金森(現・守山市)に一向一揆勢が集結した際には、信長配下の佐久間信盛によって当寺に追討の本陣が置かれました。また、常楽寺にあった宝徳4年(1452)に建てられた仁王門は、豊臣秀吉により伏見城へ移築され、次いで慶長6年(1601)に徳川家康によって園城寺(三井寺)へ再び移築されています。
三重塔からの本堂縁
本堂前境内
クリックで拡大
山聲-TOP
山悠遊-滋賀甲賀