かいせんどんやたきたけ ルート 廻船問屋瀧田家(11:20/12:20)
廻船問屋瀧田家
地  域 23:常滑/北東C 概要 廻船問屋・瀧田家は、歴史的な焼き物の街・常滑に、江戸時代より残る商家建築です。「旧瀧田家住宅」として常滑市指定有形文化財で、日本遺産「きっと恋する六古窯※」の構成文化財です。日本航空(JAL)初の女性役員となられた瀧田あゆちの生家でもあります。古くは、平安時代から陶器の生産が盛んとなり、江戸時代後期に「常滑焼」として再興されました。以降は、タイルの分野でも全国的なシェアを占めている常滑の焼き物の町です。常滑駅から徒歩圏内の「やきもの散歩道」には、陶器で装飾された古い街並みや窯場・工房などがあります。江戸時代から明治時代に掛けては、常滑湊の港町で江戸から三河・伊勢から大坂を結び、各地に常滑焼を運輸搬送する船を出す廻船主も多く住んでいました。そのうちの一つがこの瀧田家です。常滑市の観光モデルコースとして「やきもの散歩道」の中核施設となっています。
Mapion 愛知県常滑市栄町7丁目
標  高 16m/04m=12m
距  離
体力度 ―、☆
山行日 2023.11.27、(晴)
形  態 後泊、3名
時  間 所要01:00/歩行00:40
アクセス 自家用車、01:50
備  考 特に問題なし
拝観券
拝観パンフレットから-5/5
拝観パンフレットから-4/5
拝観パンフレットから-2/5
拝観パンフレットから-1/5
離れの生け垣
離れの紅葉
離れ
船模型
航海安全の御札
土蔵
2階から前庭俯瞰
井戸調度
井戸
「航海と積荷」案内板、※写真クリックで拡大
座敷10帖
帳場
廻船模型
「廻船問屋 瀧田家」案内板、写真クリックで拡大
水琴窟
主屋北西面
主屋南東面と前庭
でんでん坂、瀧田家木塀
壺や土管などの陶器により装飾された「でんでん坂」を登った先の高台に建ち、嘉永3年(1850)頃に瀧田家四代目:瀧田金左衛門により建てられた邸宅(主屋・離れ・土蔵など)が、常滑市により一般公開されています。主屋内では、廻船業に関する資料のほか、当時の家具調度品・写真や資料などが公開展示されています。主屋と離れの前には、それぞれ(さほど大きくないけれど)枯山水の和風庭園があります。特に離れには、お茶会とかで使われていたような雰囲気で風情を醸しています。

※「日本六古窯(にほんろっこよう)」は、古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な六ヶ所の産地(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称です。昭和23年(1948)頃、古陶磁研究家:小山富士夫氏によって命名され、平成29年(2017)春、日本遺産に認定されました。
拝観パンフレットから-3/5、※写真クリックで拡大
銭函
調度
船号額『宝周丸』
「海難と信仰」案内板、※写真クリックで拡大
2階から前庭俯瞰
「尾州廻船と常滑船」案内板、※写真クリックで拡大
「瀧田家と廻船経営」案内板、※写真クリックで拡大
座敷床間
手水鉢
主屋西面を北側から
主屋西面
主屋南西面と前庭
「廻船問屋 瀧田家」案内板、※写真クリックで拡大
山聲-TOP
旅悠遊-愛知知多
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき