山悠遊-岐阜養老
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
せいがきねんかん ルート 岩手観光駐車場(14:50)〜竹中氏陣屋跡
〜菁莪記念館(15:00)〜駐車場(15:10)
菁莪記念館
地  域 25ni:関ヶ原/北東E 概要 江戸幕府は朱子学を官学とし、藩校などでは武士教育が盛んに行われ、儒学が浸透していきました。それをうけて、江戸時代の旗本:竹中氏は、天保13年(1842)に文武両道を指導する為に、菁莪堂を開校。明治になり、菁莪義校として発展しました。岩手小学校の校舎改築を機に、昭和54年(1979)小学校の東南に、当時の建築様式を再現し菁莪記念館が建てられ、竹中家関係を中心に、郷土岩手にゆかりのある資料が展示されています。 正面玄関は、菁莪校義以来の様式を再現したもので、むくり屋根の玄関ポーチが特徴です。「菁莪(せいが)」とは、『詩経』の「菁莪者莪、楽材也」に由来し、人材を育成すること、英才の育成を楽しむことを意味します。拝観は無料ですが、常時公開されていませんので、予め、観光協会などに開館の有無を確認してから出かけたほうが無難です。北側には、竹中氏陣屋跡櫓門があり、往時の面影を偲ぶことができます。
Mapion 岐阜県垂井町岩手
標  高 80m/80m=0m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2015.03.31、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要00:10/歩行00:10
アクセス 自家用車、00:50
備  考 特に問題なし
菁莪記念館:正面全景
正面
側面
玄関から道路石柱門
大野是什坊句碑 『 初雪や それさへたらぬ 貯(たば)ひ酒 』 朝暮老人
国井化月坊句碑 『 月のあと 残した藪の 梅白し 』 春香園
松尾芭蕉句碑 『 風吹くや 児玉の音ノ 菩提か那 』 はせを(芭蕉)

児玉家伝書によれば元禄6年(1693)芭蕉翁当家を訪れこの句と
自塑像を残したという
                      (平成9年3月 岩手公民館)


松尾芭蕉、寛永21年(1644)〜元禄7年10月12日(1964年11月28日)
奥の細道を旅したのは、元禄2年3月27日(1689年5月16日)に江戸を立ち
東北・北陸を巡り岐阜の大垣までを、弟子の河合曽良を伴い
その折に多くの句が詠まれたました。紀行文「おくのほそ道」は著名です。
8月下旬には大垣に着いています。

元禄6年夏には、暑さで体調を崩し
盆を過ぎたあたりから約1か月間庵に籠り、面会を絶っています
上記の句は、この時期のものとなります
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