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門紀行:小諸城 三之門
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左背側面
背面
正面扁額『懐古園』
右背側面見上げ
右背面
標   題 小諸城 三之門
地  域 20n:小諸/北西N
Mapion 長野県小諸市丁
山行日 2017.10.20、(曇)
間 口 三間一戸
特 徴 櫓門
リ ン ク 社寺探訪:小諸城址
概   要 小諸城は、長享元年(1487)に大井光忠による築城と考えられ、武田信玄の東信州経営のために、現在の縄張りとされました。現存する城跡の元は、信玄の軍師:山本勘助の縄張りだと伝えられています。安土桃山から江戸時代にかけて、近世城郭に改修され、現在のような構えとなったのは、仙石秀久時代によるもので、三重天守もその頃に建てられました。天守には、桐紋の金箔押瓦が用いられ、寛永3年(1626)に落雷により焼失しました。城郭は、城下町である市街地よりも低地に縄張りされ、城下から城内を見渡すことができ、このため、穴城とも鍋蓋城ともいわれ、他に、酔月城、白鶴城という別称があります。
三之門は慶長20年(1615)に建てられましたが、寛保2年(1742)に起きた洪水によって大手門、足柄門と共に損壊しました。現存する三之門は、明和2年(1765)に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
この門は、寄棟屋根桟瓦葺。
右背側面
左背面
正面