ぜんこうじ-だいかんじん ルート 定額山善光寺(13:00/15:30)
善光寺-大勧進
地  域 20n:長野/北東NW 概要 善光寺大勧進は、善光寺境内山門前に向かって左(西側)にあり、善光寺の山内天台宗25ヶ院の本坊です。大勧進とは、役職名の一つで、「お寺へ寄付を集める係」でしたが、善光寺ではこの役職名が寺名として残りました。大勧進のおかげで、度重なる火災に遭いながらも、善光寺がその都度復興できたといわれます。江戸時代には、大勧進が善光寺の運営(現在では大勧進と大本願が運営)に当たりました。慶雲は、元禄時代に大勧進に入寺し、日本全国を出開帳で回り、多くの浄財を集め、多大な功績を遺した人物として知られています。7年に一度の前立本尊の御開帳には、普段、大勧進の御宝庫に安置されている善光寺如来が本堂に遷座されます。境内には、放生池、大門、紫雲閣、萬善堂、霊牌堂、護摩堂、善光寺大勧進宝物館などがあります。本堂における御開帳(居開帳)とお血脈は大勧進の等順大僧正に由来しています。
Mapion 長野県長野市長野元善町
標  高 409m/391m=18m
距  離
体力度 ―、Θ
山行日 2023.06.06、(曇)
形  態 後泊、3名
時  間 所要02:30/歩行00:30
アクセス 自家用車、04:30
備  考 特に問題なし
放生池(ほうじょうち)、写真クリックで「大賀蓮について」案内板拡大
大門中景、右:放生池
護摩堂(不動堂)正面前香炉
護摩堂(不動堂)正面
地蔵八角円堂
霊牌堂扁額『霊牌堂』
水子救苦観世音菩薩
大門正面
護摩堂(不動堂)前広場
萬善堂(本堂)左正面
大門正面額縁
護摩堂(不動堂)扁額『護摩堂』
「水子救苦観世音菩薩」案内板
萬善堂(本堂)正面
戦国期に北信濃の覇権をめぐり武田信玄と上杉謙信が川中島で戦いを繰り広げるようになると、善光寺如来は武田信玄によって甲斐に移され(甲斐善光寺)、武田氏滅亡後は各地を転々とする中、本尊不在の寺地を守ったのは大勧進の僧であり、大本願の尼僧は善光寺如来に付き従っていたのだといわれます。大勧進には、武田信玄と上杉謙信の位牌が納められています。
萬善堂(本堂)向拝前、雨垂れ受大鉢、正面に手水舎、写真クリックで拡大
聖観世音菩薩、境内社=左:天満宮・中:山王社・右:稲荷社
          写真クリックで拡大
宝剣
「霊牌堂の由来」案内板、写真クリックで拡大
霊牌堂正面
萬善堂(本堂)扁額『萬善堂』
大門背面
大門扁額『大勧進』
「大勧進文化財一覧」案内板、写真クリックで拡大
善光寺山門(三門)前からの大門
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