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橋紀行:桃介橋
中央主塔見上げ
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右岸展望台からの名残の展望
中央主塔見上げ
中央主塔と河川敷に降りる階段
中央主塔からの左袂主塔
右岸袂、中に日本の異質な直線はトロッコレール痕跡の印
右岸袂
記念碑
右岸展望所からのパノラマ
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桃介橋概要(案内板)
天白公園からの展望
右岸展望所からの展望
右岸展望台からの名残のパノラマ
右吊橋見上げ:上流側
標   題 桃介橋
山 行 日 2017年(平成29年)07月27日(雨)
地  域 20k:三留野/南東SE
Mapion 長野県木曽郡南木曽町読書(よみかき)
撮影場所 右岸展望所
リ ン ク
概   要 桃介橋(ももすけばし)は、南木曽町読書(よみかき)にある木曽川に架けられた橋です。橋の名は、橋の建築主である福澤桃介(1868-1938、当時の大同電力社長)に因む。『桃の橋』とも称されます。大正11年(1922)に完成した木橋で、一時は破損・老朽化のため使用を取りやめられ、廃橋の町議会決議を受けるに至りました。しかし、撤去のための費用がなかったために、実際に廃橋とはならず、平成5年(1993)に南木曽町の「ふるさと創生事業」である「大正ロマンを偲ぶ桃介記念公園整備事業」の一環として復元され、再び渡河の用に供されるようになりました。意匠的・技術的に優秀であるとして、読書発電所施設の一部として、国の重要文化財に指定されています。また、日本百名橋のひとつに指定されています。
構造は、4cm径間の吊橋で、橋桁を鉛直方向に吊るとともに、水平方向にも地面からワイヤーで支えた吊り状構造になっています。橋桁トラスは木造で、橋長は247.762 mと、木造吊橋としては日本でも有数の長さで。3基の橋脚のうち、中央の橋脚には河川敷に下りる石階段が設けられ、川に親しめる工夫がなされると同時に、橋脚の安定が図られているます。架橋当初は発電所建設資材の運搬を目的としていたことから、橋中央にはトロッコのレールが引かれていました。復元に際し、その痕跡が残されています。
右吊橋見上げ
右吊橋見上げ
右吊橋見上げ:下流側
左吊橋側面
右吊橋側面