ごんべえとうげ ルート 駐車場(10:30)〜権兵衛峠(10:40/10:45)
〜駐車場(10:55)
権兵衛峠
地  域 20k:宮ノ越/南東N 概要 権兵衛峠道路(ごんべえとうげどうろ)は、国道361号の一部を成す道路で、長野県伊那市から同県塩尻市に至る全長約7.6kmの地域高規格道路です。道路の大半を権兵衛トンネル(4,467m)が占めています。トンネルが開通する以前は、伊那市川北町(かわきたちょう)から西箕輪与地(にしみのわよち)までの既設道路を「権兵衛街道」と通称していました。この道路によって、夏季には約1時間30分を要し、冬期は通行止めとなっていた伊那谷と木曽谷間が、季節を問わず30分で往来する事が可能になりました。既設道路(狭い山岳道路)の最高部には、現在権兵衛峠への直近の駐車場があり、約0.3km南の所に権兵衛峠があります。江戸時代、古畑権兵衛の尽力により、伊那谷と木曽谷が馬で越せる道に整備されてことからこの名前がついています。紅葉時期、中央アルプスの自然を楽しめます。高圧鉄塔の切り開きから南アルプスの大パノラマが圧巻です。
Mapion 長野県南箕輪村塩尻市
標  高 1550m/1520m=30m
距  離 約0.6km、斜度:max8゜
体力度 3P、☆
山行日 2011.11.01、(晴)
形  態 日帰自、2名
時  間 所要00:25/歩行00:20
アクセス 自家用車、03:30(高速)
備  考 山岳道路スリップ注意
奈良井ダム堰堤
奈良井ダム湖上流
奈良井ダム
権兵衛トンネルから奈良井宿に至る途中にあるダム湖
駐車場から北峰への作業道
権兵衛峠から広場を見る
←駐車場/伊那谷↑/木曽谷↓
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権兵衛峠
 昔々、伊那と木曽との間にわずかに人だけが通う険しい峠道がありました。
ある者は転倒し、持っている鍋を欠いたことから「鍋懸峠」と呼ばれました。
この峠を馬の通える峠に整備し、米不足の木曽へ伊那の米を運ぼうと、木曽町日義神谷の牛方、古畑権兵衛は、木曽11宿にこの峠の開発を呼び掛け、自らも進んで工事を進めました。伊那側では木曽の助郷人馬役(中山道経営のための労働提供)の割り当てを恐れ、初めは開発に消極的でしたが、ついには伊那側15ヶ村の協力により元禄9年(1696)に完成したのです。
 以後、伊那からは大量の米が、木曽からは漆器などが運ばれました。以来この峠はいつしか「権兵衛峠」、峠への道は、「米の道」と呼ばれるようになりました。
北 岳
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仙丈ヶ岳
  ↓
双子岳
 ↓
鋸 岳
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西濃鳥岳
 ↓
間ノ岳
 ↓
甲斐駒ヶ岳
   ↓
甲斐駒ヶ岳
   ↓
仙丈ヶ岳
  ↓
間ノ岳
 ↓
塩見岳
 ↓
権現岳
 ↓
赤 岳
 ↓
塩見岳
 ↓
間ノ岳
 ↓
仙丈ヶ岳
  ↓
甲斐駒ヶ岳
   ↓
権兵衛トンネル伊那口
経ヶ岳
 ↓
高圧鉄塔切り開きからの八ヶ岳(北東側)望遠
権兵衛峠
(下の峰の奥)
 ↓
←伊那谷/↑この先1.5kmジャンボ唐松/木曽谷→
↑木曽谷/駐車場→
権兵衛峠
標識
高圧鉄塔切り開きからの南アルプス(東側)展望
高圧鉄塔切り開きからの八ヶ岳(北東側)展望
硫黄岳
   ↓
横 岳
阿弥陀岳
    ↓
赤 岳
 ↓
権現岳
 ↓
三ツ頭
 ↓
権兵衛峠への尾根道
経ヶ岳
 ↓
奈良井ダム湖の黄葉
奈良井ダム湖
奈良井ダム湖
Mapion
高圧鉄塔切り開きからの権兵衛峠北峰
「古畑権兵衛碑」石碑
広場から権兵衛峠
高圧鉄塔切り開きからの南アルプス(東側)望遠
権兵衛峠駐車場からの東側展望
道路が茶色いのは、カラマツの落ち葉
権兵衛街道の黄葉
権兵衛トンネル木曽口
権兵衛トンネルはもうすぐ
伊那市側からの谷境尾根(点前:伊那谷、峰の向こう:木曽谷)
山悠遊-木曽山地
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
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