橋紀行:甲斐の猿橋
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下流から渓谷入口を望遠
下流
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猿 橋
橋上から下流俯瞰
橋上から下流俯瞰
案内板
橋上:上祐側から
刎ね出し部見附
刎ね出し部見上げ
橋桁目線
下流展望台からの猿橋
橋上から上流側
橋上から上流側
左岸橋袂を下流側から
橋左岸袂
刎ね出し部俯瞰
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下流渓谷出口
下流渓谷
左岸袂下
橋桁上流側左岸に流れ落ちる滝
左岸袂下展望台
標   題 甲斐の猿橋
山 行 日 2016年(平成28年)11月02日(晴)
地  域 19:大月/南東SE
Mapion 山梨県大月市猿橋町猿橋
撮影場所 橋の袂
リ ン ク
概   要 猿橋(さるはし、えんきょう)は、桂川に架かる刎橋(はねばし:江戸時代に存在した架橋形式)。国の名勝に指定され、奇橋として知られています。長さ:30.9m、幅:3.3m、水面からの高さ:31m。刎橋では、岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させます。その上に同様の刎ね木を突き出し、下の刎ね木に支えさせます。支えを受けた分、上の刎ね木は下のものより少しだけ長く出す。これを何本も重ねて、中空に向けて遠く刎ねだしていく。これを足場に上部構造を組み上げ、板を敷いて橋にする。この手法により、橋脚を立てずに架橋することが可能となります。木造で現存する刎橋はありません。当該の猿橋は、鋼製の橋桁に木材を貼り付けて江戸時代の構造を復元しています。猿橋では、斜めに出た刎ね木や横の柱の上に屋根を付けて雨による腐食から保護しています。石造の刎橋は、九州と中国地方など西日本に多数残っているそうです。そのほか、日光の神橋では、刎橋と桁橋を組み合わせた構造を取っています。
橋上から:下流側
左岸袂刎ね出し部