歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
うのせ ルート 鵜の瀬(14:50/15:10)
鵜の瀬
地  域 18w:遠敷/南西C 概要 鵜之瀬は、毎年3月2日に奈良東大寺二月堂への『お水送り』の送水神事が行われる所です。お水送りの神事は、神宮寺から山伏姿の行者や白装束の僧侶らを先頭に、3,000人程の松明行列がほら貝の音とともに、2km上流の鵜の瀬へ向かい、河原で護摩が焚かれた後、白装束の住職が祝詞を読み上げ、竹筒からお香水(こうずい)を遠敷川へ注ぎます。このお香水は、10日をかけて東大寺二月堂の『若狭井』に届くといわれ、奈良のお水取りは3月12日に行われます。また、名水百選(環境庁認定)に選ばれている鵜の瀬は、公園として整備され、石畳、藤棚等があり、四季を通じてそれぞれの趣を満喫できます。展示室にはモニターテレビを設置し、お水送り行事や観光ビデオを手軽に見ることができます。その他にもお水送りに関したパネルや和紙人形、行者講の本尊も展示しています。長閑な山間の静寂の中に瀬音が響きます。
Mapion 福井県小浜市下根来
標  高 52m/35m=17m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2009.11.18、(晴)
形  態 日帰り:4名
時  間 所要00:20/歩行00:10
アクセス 自家用車、02:30
備  考 特に支障なし
しめ縄
渓流瀑
鵜之瀬の上流、環境整備がなされ公園化されています
「鵜之瀬」案内板
クリックで拡大
毎年3月2日、若狭井で汲まれた水を、神宮寺から神人と寺僧で
この場所にて、神仏混淆(こんこう)のお水送りの神事が執り行われます
参道口を見返る
渓流瀑、広い川幅がここに集中し白い水流を作り出している
鵜之瀬鳥居
お水送りの伝説
その昔、奈良で神様の会合があった時、若狭の神様である遠敷明神は、釣りをしていて遅れてしまい、そのお詫びとして、本尊に供えるお香水を送る約束をしました。すると、奈良東大寺の二月堂の下から、白と黒の鵜が飛び立ち、きれいな水が湧き出したということです。その井戸は「若狭井」と名付けられています。
鵜之瀬の下流
鵜之瀬の下流
しめ縄が張られ、この淵が奈良の若狭井に通じているといわれます
山聲-TOP
山悠遊-福井若狭