歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
れいおうさんじんぐうじ ルート 神宮寺(14:00/14:40)
霊応山神宮寺
地  域 18w:遠敷/北西S 概要 神宮寺は、宗派:天台宗、山号:霊応山、本尊:薬師如来、創建:伝・和銅7年(714)、開基:霊応山。奈良時代、元正天皇の勅願により、若狭国一の宮(若狭彦神社)の神願寺として、泰澄大師の弟子沙門滑元による開創されたと伝わります。鎌倉時代初期に、寺号を若狭彦神社別当寺神宮寺と改めました。室町時代に、朝倉義景の寄進により再建された本堂(重文)は現存しています。七堂伽藍25坊を有していた時代もありましたが、豊臣秀吉の時代に寺領没収に遭い、明治時代初頭の廃仏毀釈により衰退しました。本堂は、室町時代末期の再建で重文、和様を主体にしたなかに、木鼻に天竺様繰形、唐用束梁などの大陸の技法が用いられています。神仏両道の寺院として知られており、毎年3月2日、奈良東大寺二月堂に香水を送る「お水送り」神事を行っています。若狭では、お水送りが終わると春が訪れるといわれています。
Mapion 福井県小浜市神宮寺
標  高 52m/35m=17m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、☆
山行日 2009.11.18、(晴)
形  態 日帰り:4名
時  間 所要00:40/歩行00:20
アクセス 自家用車、02:30
備  考 特に支障なし
山門参道(帰路)
閼伽井
この水源は2km上流の鵜之瀬であるといわれ
その鵜之瀬(うのせ)は、奈良に通じているとも
閼伽井屋(あかいや)、奈良東大寺の二月堂に送る水を汲む場所
本堂遠景
中門
※余談
解説書によると、大和(やまと)は、「朝鮮語でナラともいう」、とのこと
正面間口より、奥行きが長く、遠近法を駆使したつくりとなっているとか
内陣には、仏様とご神体が同じ屋根の下に並んで鎮座されています
ご住職の説明が興味深い
   (予約が必要)※今回、団体の中に入れて頂いて拝聴しました
本堂右正面(重文)、室町時代再建
仁王門(重文)、参道が山裾まで伸びています
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山悠遊-福井若狭