探訪記-福井越前
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
なかいけみしっち 概要 中池見湿地は、低山に囲まれた面積約0.25km2の内陸低湿地で、袋状埋積谷(ふくろじょうまいせきこく)と呼ばれる地形です。地下には、約10万年分の気候変動を記録したとされる厚約40mの泥炭層が確認されています。分類的にはフェン(弱酸性から弱アルカリ性の湿地)にあたり、2012年に越前加賀海岸国定公園の一部として追加指定を受け、さらには同年7月にラムサール条約に登録されました。狭い範囲に、3000種ともいわれる生物が確認され、国内屈指のトンボの生息地です。
中池見湿地
地  域 18s:敦賀/北東N
Mapion 福井県敦賀市
山行日 2015.05.27、(晴)
中池見湿地は、もともとはスギの巨木が生い茂る湿地でしたが、江戸時代の新田開発により、ほぼ全域が水田となりました。その後の減反政策で休耕田が増え、その地を大阪ガスにより買収されましたが、放置状態であった為、現在のような生態系が形作られました。

1992年に大阪瓦斯(大阪ガス)が、液化天然ガス基地の建設計画(一部は環境保全エリアとして残す)えお発表されました。しかし、市民団体などが湿地の保全を訴えて反対運動を展開。
1996年以降集中的な生態学的調査が進められ、生物多様性が桁外れに高いことが明らかにされました。
2002年4月
計画はエネルギー事情の変化を理由に断念され、大阪ガスが所有されていた土地は
2005年3月31日にすべてが敦賀市へ寄付され、市有地となりました。
現在、敦賀市や特定非営利活動法人により保全が進められています。

一方、北陸新幹線の建設計画において
敦賀市内のルートについて、予定ルート上に同湿地が存在していることが明らかとなりました。これは、環境アセスメントの結果によって、民家を避けるようルート設定が行われたためであるとされ、専門家からは、中池見湿地に生息する多数の生物への影響をはじめとして、環境への悪影響が懸念されていました。
2015年3月15日、北陸新幹線金沢-敦賀間を建設している鉄道・運輸機構は
同湿地を通過する国の認可ルートを変更することを明らかにしました。
                                       (wikipedia 抜粋編集)
ビジターセンター
      ↓
藤ヶ丘口
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天筒山口
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中江道から三ツ又への木道をゆく
天筒山口
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支洞(しぼら)道
天筒山展望台
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ビジターセンター
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敦賀の古民家
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中江道からのパノラマ
天筒山口からの湿地パノラマ
樫曲駐車場
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天筒山口
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中江道
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ビジターセンターからの湿地パノラマ
江尻口
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ビジターセンター
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ビジターセンター前から敦賀の古民家(移築)
三ツ又過ぎからの全方向パノラマ
最奥部からの湿地Pのラマ
江尻口からの湿地パノラマ
後谷のお地蔵さん(帰路)
ビジターセンター、今日の様子
藤ヶ丘口からの湿地パノラマ
天筒山口
 ↓
 
中江道
三ツ又からビジターセンターへの木道をゆく
中江道
江尻口過ぎからの湿地パノラマ
湿地から抜け出る水路
江尻口(帰路)
後谷湿地(帰路)
中池見口
北陸自動車道、前方の山裾に北陸街道が通ります
樫曲駐車場
後谷路傍のお地蔵さん
江尻口
今が盛りです
天筒山山頂展望台からの中池見湿地の俯瞰
後谷の湿地、奥の高架は北陸自動車道
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