歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
あたかのせき ルート 安宅の関(14:50/15:10)
安宅の関
地  域 17:小松/北西N 概要 安宅の関は、小松市の日本海側にある安宅に、守護:富樫氏が設けたと言われる関所です。如意の渡し(小矢部川河口を横断するために運行されていた渡船)でのエピソードを元にした、源義経が武蔵坊弁慶らとともに、奥州藤原氏の本拠地平泉を目指して通りかかり、弁慶が偽りの勧進帳を読み、義経だと見破られはしたものの、関守:富樫泰家の同情で通過出来たという、歌舞伎の「勧進帳」でも有名です。『兵部式』では安宅駅、『義経記』では安宅の渡、『八雲御抄』では安宅橋と記述があるのみで、安宅関と記載のあるものは、謡曲『安宅』のみで、ここに関所があったかどうかの、歴史的な実在性は疑問視されています。現在は、安宅住吉神社境内に位置しています。昭和14年(1939)に、「安宅の関跡」として石川県史跡に指定されています。現在、モニュメントとして設置されている銅像の武蔵坊弁慶は七代目:松本幸四郎が、富樫泰家は二代目:市川左團次がモデルとなっています。
Mapion 石川県小松市安宅町
標  高 09m/07m=02m
距  離 約―km、斜度:max―゜
体力度 ―P、Θ
山行日 2019.12.17、(曇/雨)
形  態 前泊:3名
時  間 所要00:20/歩行00:10
アクセス 自家用車、02:20
備  考 特に支障なし
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「安宅の関」案内図
銅像全景
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「記」銘板
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「銅像の由来」案内板
与謝野晶子句碑
「勧進帳」の場面の銅像
南冠木門正面
「富樫・弁慶像の由来」案内板
銅像遠景
北側冠木門正面
北側冠木門中景
如意の渡しのエピソード:奥州に落ちのびる源義経が如意の渡しに乗船しようとしたとき、渡守の平権守に義経一行であることを見破られるが、武蔵坊弁慶の扇で義経を打ちすえるという機転で無事に乗船できたという話。
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「 松たてる 安宅の砂丘 その中に 清きは文治三年の関 」 (与謝野晶子)
「識之記」銘板
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