タウシュベツがわきょうりょう ルート 糠平湖-タウシュベツ川橋梁(15:40/16:10)
タウシュベツ川橋梁
地  域 01c:糠平/北東C 概要 タウシュベツ川橋梁は、旧国鉄士幌線(廃線)のコンクリート製アーチ橋です。名称は、「川」を省略しタウシュベツ橋梁と称されることもありますが、鉄道橋としての本来の正式名称ではなく、また自治体や保存会も正式名を継承しています。よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると眼鏡のように見え、またアーチ橋ということもあり、「めがね橋」の別名を持ちます。古代ローマの遺跡を思わせるその姿は、周辺の景色とも調和していることから、第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つです。糠平湖は人造湖であり、季節や発電によって水位が劇的に変化するため、橋梁全体が水没してしまう時期もあれば、水位が低くなって橋梁全体が見渡せる時期もあります。その様子から、「幻の橋」とも呼ばれます。糠平市街に鉄道記念館があり、士幌線の説明資料や他の橋梁についての情報があります。
Mapion 北海道河東郡上士幌町
標  高 534m/525m=09m
距  離 約―km、斜度:max―°
体力度 ―P、Θ
山行日 2020.10.20、(晴)
形  態 後泊、3名
時  間 所要00:30/歩行00:20
アクセス レンタカー、釧路〜04:00
備  考 特に支障なし
タウシュベツ川橋梁-中景
タウシュベツ川橋梁-望遠
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ミズナラの巨木
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「タウシュベツ川橋梁」案内板
元々は、日本国有鉄道士幌線(昭和62年(1987)廃線)が、昭和14年(1939)に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられた橋です。昭和30年(1955)に、水力発電用人造ダム湖である糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が建設され、切り替えられました。その際に、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿を留めています。
「ミズナラの巨木」
タウシュベツ川橋梁-遠景02
タウシュベツ川橋梁-遠景
タウシュベツ川橋梁-望遠02
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